日本板硝子、太陽電池用ガラスの生産窯をベトナムに増設

自動車 ビジネス 企業動向

日本板硝子は5月24日、ベトナムに新たに2基のフロートラインを増設すると発表した。

増設するうちの1基は今後、拡大が予想される薄膜系太陽電池基板ガラス生産専用のオンラインコーティング装置設置窯。もう1基はタッチパネル基板向け需要が増加している超薄板ガラス(UFF)専用生産窯となる。

フロートライン増設のため約3億2000万ドル(約260億円)を投じる。稼働時期は両ラインとも2013年内を予定しており、完成時点で2窯合計で約400人を新規雇用する計画だ。

生産窯は、同社子会社のベトナムグラスインダストリーズ(VGI)の敷地内に新設する。VGIは3月からソーラー専用フロート窯を稼動させており、今回の投資完了時点で3窯のフロートラインを操業する。グループの既存ラインと合わせて生産の最適化を図り、輸出を中心としながらベトナム国内向けにも供給していく。

日本板硝子グループのソーラー用オンライン窯は今回の投資で、日本1か所、北米2か所、欧州2か所、ベトナム2か所の合計7窯体制となる。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  3. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  4. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
  5. 日産 リーフ 新型の価格を予想する!…ベースは400万円台前半か
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る