【サイバーナビ VH/ZH09シリーズ登場】通信・カメラ含めたトータルコストは値頃感あり

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予算が許すならば最初から「全部入り」が欲しい。トータルで考えるならば、従来のサイバーナビよりも安いし高機能となっている。
予算が許すならば最初から「全部入り」が欲しい。トータルで考えるならば、従来のサイバーナビよりも安いし高機能となっている。 全 5 枚 拡大写真

カロッツェリア「サイバーナビ」の2011年モデルでは4機種がラインナップされる。1DINインダッシュモニター+1DIN本体のモデルと、2DIN一体型のモデル。これにARスカウター用カメラや通信モジュールをセットしたもの2機種。レスしたもの2機種となる。

【画像全5枚】

メインとなるのはARスカウター用カメラや通信モジュールをセットしたもので、2011年モデルのサイバーナビに採用された新機能を堪能するためには必須。

カメラやモジュールはそれぞれ別売りされているので、とりあえずはレスモデルを購入して、後に追加することも可能ではあるが、若干割高となってしまうのが難点だ。

価格はセットモデルで約30万円となっており、2010年モデルとほぼ同水準だが、NTTドコモのFOMAに対応したデータ通信モジュール代と3年分の通信費が含まれることを考えれば、実質的な価格は他社ミドルクラスレベルと同等になる。

2011年モデルのサイバーナビでは目的地検索でも通信を使う場面が増えている。ナビのデータベースが有していない施設名称については、インターネットに接続して探す「オンライン検索」であるとか、うろ覚えな名称や複数ワードにも対応する「フリーワード検索」にも対応するためだ。従来のように手持ちの携帯電話機を接続し、それを用いて通信機能を使用することもできるが、スマートループも含め、通信料を考えずに使うことができるのは専用モジュールの方だろう。

ARスカウターモードについては「実写映像にルートを重ねる」というシステムのため、販売店の店頭でその効果をチェックすることが難しいが、サイバーナビの先進性を堪能するためには必要な装備。カメラは簡易的なドライブレコーダーやデータロガーとして使用することもできるので、そうした追加装備を考えるならば予め搭載されているモデルを買う方が割安となる。

《石田真一》

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