【サイバーナビ VH/ZH09シリーズ登場】新しい道を追加する「ロードクリエイター」

自動車 テクノロジー カーナビ/カーオーディオ新製品
通行するだけで新設道路としてデータに加えるロードクリエイターは被災地でも役立ちそうだ。
通行するだけで新設道路としてデータに加えるロードクリエイターは被災地でも役立ちそうだ。 全 5 枚 拡大写真

カロッツェリア「サイバーナビ」には3年分の地図更新サービスが無料で付帯しているが、「変更された道路を今すぐに使いたい」という要望に応えるため、一度通った新設道路を地図データへ自動追記する機能も2011年モデルから追加されている。

それが「ロードクリエイター」という機能。地図データに道路として登録されていない場所でも、実際に走行するとその走行軌跡を元に道路を生成する。以後は案内経路としても利用可能な道路として地図上に登録される。

道路として認識されるためには「ある程度の距離が必要である」ことから、単純なショートカットなどでは登録されないようになっている。

この機能、開発時には想定されていなかったが、東北地方の被災地ではかなり役立つことになりそうだ。現地では道路の仮設や新設が頻繁に行われており、地図データの更新が追いつかない状況にある。そうした場所でもロードクリエイター機能があれば、新しく完成した道路を使って移動することができる。

また、スマートループでは既存の道路が通行できるか、あるいは否かのデータも有しており、こうした意味でも2011モデルのサイバーナビは役立つとみられる。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ファン必見!『ミニGSX-R』は1000台注文あれば販売される!?「鈴鹿8耐」最注目の“スズキの隠し球”
  2. ダンロップのオールシーズンタイヤが安く買えるようになる?…独占禁止法の疑い
  3. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
  4. フォード『ブロンコ』が60周年、初代をオマージュした記念パッケージが登場
  5. ブラバスが「いかつすぎる」新型スーパーカーを発表! 1000馬力の超絶パワーに「頭抜けてる」と驚きの声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る