BMW 5シリーズGT、米国導入は失敗…CEO発言

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BMW 5シリーズグランツーリスモ
BMW 5シリーズグランツーリスモ 全 12 枚 拡大写真

BMWが『5シリーズ』をベースに開発した『5シリーズグランツーリスモ』。BMWの北米現地法人のトップが、同車の米国導入は失敗だったと認め、波紋を呼んでいる。

[写真12点:ツーリングも]

これは23日、『オートモーティブニュース』が報じたもの。同メディアの取材に応じたBMWオブノースアメリカのジム・オドネルCEOは、「過去の『5シリーズツーリング』の顧客の多くが、5シリーズグランツーリスモに乗り替えなかった。メルセデスベンツに顧客を奪われた」と話し、5シリーズグランツーリスモの米国導入は失敗だったと認めたという。

これには事情がある。BMWは2009年11月、米国市場に先代5シリーズツーリングの後継車として、5シリーズグランツーリスモを導入。その代わり、新型5シリーズツーリングは米国には投入されていない。米国では、ステーションワゴンの人気は低いとの判断だった。両車が併売されている欧州や日本とは、事情が異なるのだ。

今回のCEO発言の背景には、5シリーズグランツーリスモの米国での販売不振がある。BMWは当初、年間4000〜8000台を現地で販売する計画だった。ところが、実際には2010年は2848台、2011年1〜4月は720台しか売れていない。

販売不振の理由としては、米国の顧客にはハッチバック風デザインが不評という点が大きい。実際、米国のあるBMWディーラーでは、5シリーズグランツーリスモの取り扱いを中止したところもあるという。

BMWもこの現状に、黙って指をくわえているわけではない。BMWオブノースアメリカのジム・オドネルCEOは「『3シリーズツーリング』を近い将来、米国市場へ導入したい。また5シリーズツーリングの次期モデルは、必ず米国へ上陸させる」と同メディアに話している。

《森脇稔》

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