【ワイヤレスジャパン11】メカニカルなクリック感が得られるスマートフォン

自動車 テクノロジー ネット
文字入力する際に「カチッ」というクリック感が発生。また文字キーに触れると「ブルッ」と振動する新感覚のタッチパネルを搭載 文字入力する際に「カチッ」というクリック感が発生。また文字キーに触れると「ブルッ」と振動する新感覚のタッチパネルを搭載
文字入力する際に「カチッ」というクリック感が発生。また文字キーに触れると「ブルッ」と振動する新感覚のタッチパネルを搭載 文字入力する際に「カチッ」というクリック感が発生。また文字キーに触れると「ブルッ」と振動する新感覚のタッチパネルを搭載 全 2 枚 拡大写真

 25日から東京ビッグサイトにて開催されている「Wireless Japana 2011」。KDDIのブースでは、ケータイの新しいインターフェイスとして「新感覚スマートフォン」が来場者の目を引いていた。

 同社ではタッチパネルの操作感を向上させるため、新技術を利用した新型スマートフォンの開発を進めているところ。従来のスマートフォンのタッチパネルは、クリック感がなく、実際にアプリケーションが選択されたかどうかが分かりにくい。また少し触れただけでも反応してしまうことも多く、誤操作のもとになっている。

 そこで同社では、京セラの「Haptic」(つかむ、さわるの意味)技術を利用して、実際にメカニカルキーを触っているかのような感覚をタッチパネル上で実現するデモを実施していた。これらは、振動機能と圧力センサーを兼ね備えたHapticタッチパネルで実現されるもの。振動で指の神経を刺激することで、擬似感触が得られるという。

 デモでは、3つのクリック感を再現。「クリック入力モード」では、文字入力する際にキーを軽く押し込むと、「カチッ」というクリック感が発生する。また「タッチ入力モード」では、文字キーに触れると「ブルッ」と振動する。さらにアプリケーションのメニューでも、アイコンに触れたり、アイコン間を移動したりするときに「ブルッ」という振動や、アイコンを押し込んだ際にもクリック感が得られる。

 商品化の時期はいまのところ未定だという。しかし、「Haptic」技術のように、地味ながら操作性を大幅に向上できる目に見えない技術も、今後ますます重要になってくるだろう。

【Wireless Japan 2011(Vol.12)】メカニカルなクリック感が得られるスマートフォン

《編集部@RBB TODAY》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
  5. 「赤色くるー!!」2026年モデルのカワサキ『エリミネーター』に熱視線!新カラー&グラフィック追加へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る