J.D.パワーアジア・パシフィックは、2011年日本冬用タイヤ顧客満足度調査を実施し、その結果を発表した。
調査は冬用タイヤ(スタッドレスタイヤ)に対するユーザーの満足度を測定したもので、今回で8回目。調査対象者は、自家用乗用車のスタッドレスタイヤを2008年5月以降に新品で購入し、現在も使用している一般消費者。2011年2月にインターネットを利用して調査し、全国の5595人から回答を得た。
満足度調査では、凍結路面での走行性能、積雪路面での走行性能、耐久性/信頼性、ドライ/ウェット路面での乗り心地/静粛性、見映え、ドライ/ウェット路面でのハンドリング/グリップ性能の6つの要素で調べた。
結果によると総合満足度ランキングでは、ランキング対象となった8ブランド中、ミシュランが調査開始以来8年連続でトップとなった。
全要素で高い満足度となったが、特にドライ/ウェット路面での乗り心地/静粛性や、ドライ/ウェット路面でのハンドリング/グリップ性能で高い評価を得た。
2位はブリヂストンで、全ての項目で業界平均以上の満足度となった。凍結路面での走行性能や積雪路面での走行性能は高い評価となった。
3位はピレリ、4位がヨコハマ、5位がダンロップ、6位がグッドイヤー、7位がトーヨーで、ファルケンが最下位だった。