日本損害保険協会は、東日本大震災で被災した個人への地震保険の支払額が26日時点で8470億円になったと発表した。
支払件数は44万612件。18日時点との比較では支払額が12%、支払件数は13%増えたことになる。地区別では宮城県の支払額が4010億円(支払件数15万5322件)と最も多く、全体の47.3%を占め、18日時点から0.8ポイント上昇した。
これに茨城県の1118億円(同6万8010件)、福島県の1078億円(同4万7358件)と続く。26日時点での地震保険支払いに関する調査および、契約内容などの相談・問い合わせ受付件数は、18日時点から7.1%増えて58万8239件になった。
このうち保険金を支払った件数や、調査の結果、支払に至らなかったケース、さらには相談・問い合わせで解決した件数を合わせた調査完了件数は50万8804件で、18日時点に比べ12%増えている。