IAEA、福島第一原発を視察

自動車 ビジネス 企業動向
IAEA福島訪問(5月27日)。福島第二原子力発電所、バックオフィス
IAEA福島訪問(5月27日)。福島第二原子力発電所、バックオフィス 全 4 枚 拡大写真

IAEA(国際原子力機関)が原発事故調査のために27日、東京電力福島第一原発を訪れた。12か国の専門家18人による調査団は、24日から日本で調査を始めている。

団長は、英国首席原子力施設検査官のウェイトマン氏(Michael William weightman)。副団長はフランス原子力安全規制当局委員のジャメ氏(Philippe Jamet)。

午前中、福島第二原発のバックオフィスで東京電力側から1号機から4号機の事故対応などについて説明を受けた。調査団は、午後から第一原発に移動し、外壁の崩壊した3号機原子炉建屋などを確認した。第一原発の敷地内にあり、復旧作業の拠点となっている免震重要棟も訪れた。

視察は約5時間に及び、東京電力側からは、吉田昌郎福島第一原発所長が対応した。

28日には東京に戻り、週明けには原子力安全・保安院ほか関係省庁との技術会合が予定されている。調査団は来月1日に調査結果の概要を日本政府に提出。2日に帰国予定。

《中島みなみ》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  2. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  3. これで公道走行可能だと? BMW『M2 トラック・パッケージ』がニュルに出現!
  4. クラシックな雰囲気が人気! ダムドの『ハイゼット/アトレー』向けカスタムボディキットに新作アイテム3点が登場
  5. 「衝撃の価格」中国メーカーの大型3列シートSUVが話題に!「むしろ経営が心配」の声も
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る