アストンマーチンとザガートのコラボレーションで生まれたアストンマーチン『V12ザガートコンセプト』。同車のレース仕様車が、実戦デビューを果たした。
これは28日、ドイツ・ニュルブルクリンクで開催された「第53回ADAC ACAS H&Rカップ」での出来事。6月25〜26日、ドイツで行われる「ニュルブルクリンク24時間耐久レース」への参戦を前に、V12ザガートコンセプトがシェイクダウンテストを兼ねてエントリーしたのだ。
V12ザガートコンセプトは、4時間の耐久レースを無事完走。アストンマーチンは今回得たデータを、6月末のニュルブルクリンク24時間耐久レースに反映させる計画だ。
同社のモータースポーツ活動を統括するデビッド・キング氏は、「V12ザガートは、開発の初期段階。今日のレースは、データ収集とドライバーがマシンに慣れるという意味で、大きな成果があった」とコメントしている。
5月末、イタリア・コモ湖畔で行われたクラシックカーの一大イベント、「コンコルソ・デレガンツァ・ヴィラデステ」で初公開されたV12ザガートコンセプト。そのオレンジのボディカラーとは一変、レース仕様はグリーンのボディカラーで仕上げられている。