「節約できる燃料代」をクルマに表示…米国、2013年から導入

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米国で2013年より導入されるステッカー。燃費、CO2排出量のほか、燃料代をいくら削減できるかが表示される
米国で2013年より導入されるステッカー。燃費、CO2排出量のほか、燃料代をいくら削減できるかが表示される 全 1 枚 拡大写真

「脱石油」を掲げ、EVやハイブリッド車などの代替燃料車の普及を進める米国オバマ政権。その動きに連動するかのように、米国では2013年から、新車に新しいステッカーの装着が義務づけられる。

これは25日、NHTSA(米国運輸省道路交通安全局)とEPA(米国環境保護局)が明らかにしたもの。米国で2013年から販売される乗用車とライトトラック(SUV、ミニバン、ピックアップトラック)全車の窓ガラスに、貼り付けられる新しいステッカーのデザインが公表されたのだ。

新ステッカーには、従来よりも情報量が増加。例えば、購入してから5年間、新車全体の平均値と比較して燃料代がいくら削減(または増加)できるかを示しているのが特徴だ。CO2排出量に関しても、10段階レベルで表示する。

また、100マイル(約160km)走行当たりの燃費も表示。また日産『リーフ』などのEVについては、その充電時間も記されている。

EPAのリサ・ジャクソン氏は、「燃費などの環境性能を分かりやすく消費者に伝え、消費者が燃費の比較を簡単に行えるようにするのが目的」と新ステッカー導入の狙いを説明している。

《森脇稔》

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