【COMPUTEX 11】美女写真蔵…男子濃度が高い中で

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某日系メーカーはどこか「和」を感じさせるおっとり美女
某日系メーカーはどこか「和」を感じさせるおっとり美女 全 10 枚 拡大写真

 デジタルとは男の世界。そう思われても仕方がないほど、この業界は男子濃度が高い。特にCOMPUTEXの規模にもなると、さながら場内は「男祭り」だ。出展者側もこの状態を憂慮してか、数々の「花」を用意することがセオリーである。

 このような「男祭り」に突入する女性として、台湾スイーツのような甘いイケメンを探そう(巨大メーカーの跡取り息子であればなおヨシ)と思っていた。しかしながら、入場と同時に挫折(理由はお察しください)。見るからに固いPCやらパーツやらが並ぶ場内で唯一オアシスのように輝いていたのは、各ブースに咲くコンパニオンのおねえちゃんたちだった。

 笑顔で男性を癒す。これは女が生涯かけても習得すべきワザではないのか。生まれてからはやウン十年、そちら方面の鍛錬をまるで怠っていた者にとっては、革命的な啓示だ。早速、物陰から家政婦のように彼女たちを観察することにした。

 しかしおかしい。何がおかしいって、骨の数も心臓の数も目の数も口の数も同じハズなのに、生物個体としてなぜこんなに差が出るのだ。彼女たちが某社の第2世代なんとかプロセッサーだとすれば、こちらは電子計算機(そろばんかもしれない)。生まれながらに搭載しているパーツのグレードが違いすぎる。

 なにせ「処理能力」が高い。どこからともなくワラワラと寄ってくるカメラ小僧たち(小僧と呼べない年齢の方もいる)が無言でカメラを向けると、瞬時に反応してベストポーズ。さすが最新プロセッサーだ。試しにマネをして腰に手を当ててみると、腰痛持ちにしか見えない自分に愕然とする。

 そのうち気づくと、各ブースをのぞいては「写真いいですか?」とお願いする変わった存在に早変わりしていた。ライバルはカメラ小僧だ。不必要なほどにハイスペックなカメラで激写しまくる小僧たちにまぎれて、コンデジ片手におねえちゃんたちへ手を振ってみる。

 するとアラ不思議。同性ゆえの安心感からか、キメキメだった笑顔がちょっぴり素顔に近いくだけたものに変化した。それもそれでまたカワイイ。撮影後に配布物を差し出され「コレ、モラッテクダサイ」とかカタコトの日本語で言われると、たとえそれが彼女の仕事なのだとわかっていても受け取ってしまう。もはやこれは孔明の罠に近い。

 気持ちを切り替えて会場を見渡してみると、セクシー系やマニッシュ系、野球部のマネージャー系など、さまざまな「花」が咲き乱れていることに気づく。あるブースでは、野性味あふれるおねえちゃんたちがステージでダンスを披露していたが、初日最初のステージは「リハーサル!?」とツッコみたくなる内容。あまりに心配だったので、ダンスが安定する午後まで定期的に監視、もとい、見守ってしまった。

 また、おねえちゃんごとにキメ顔も異なり、口角のあげ方や首のかしげ方など、ベストソリューションを得るために多くの努力があった形跡がうかがえる。なるほど、やはり「開発」なのか。たゆまぬ進化を続けようとするIT業界において、自己の開発に努力し続ける彼女たちは、ある意味ピッタリお似合い。そして両者の目的とは、ベストパフォーマンスを人々に提供することに他ならない。

 なんだかえらく高尚な話のようだが、要は「美女は一日にして成らず」ということである。というわけで、台湾エステの予約があるので、続く日程のCOMPUTEX取材について早退願を提出したところ、RBB TODAY編集長の返答は「明日はイケメンがいるかもしれないだろう」という訳のわからない内容だった。試練の日々は続く。

【COMPUTEX TAIPEI 2011(Vol.10)】COMPUTEX美女図鑑 その1

《編集部@RBB TODAY》

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