「新型Cクラスの導入にあたっては、販売員の方に向けてカタログだけでなく中身を理解してもらうために、内部トレーニングを徹底的にやりました」とメルセデスベンツ日本の上野金太郎副社長は語る。
新型Cクラスは、大幅なアップデートが施され、内外装のデザイン変更のほか、パワートレインや安全装備、機能装備など合計2000か所以上におよぶ変更を行なったという。
上野副社長は、「今回の改良では、一例を示すとATの7速化に伴い車両の重量バランスをとるためボンネットにアルミを採用するなど変更は細部にわたっています」。
「現行型と新型を比較するため、1月に全国の販売店関係者を集めて、三菱ふそうの喜連川にあるテストコースにおいてパイロンスラロームやスキッドパッドなどを利用し、あらゆることをテストしてみました。その結果、販売員の方も車のプロですので“これはいけるのではないか”との評価を得て、自信を持って売れる一台であるとの結論に至りました」。
「もちろん、一般オーナーが感じられるドライバビリティを持っていますので、販売店での試乗のほか、地域合同の試乗会も計画しておりますので、ぜひ試乗していただきたい」と、車の仕上がりに自信を見せた。