アウディ A1 に503psのクラブスポーツ…0-100km/hは3.7秒

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アウディ A1 クラブスポーツクワトロ
アウディ A1 クラブスポーツクワトロ 全 11 枚 拡大写真

アウディは5月31日、『A1』をベースにした高性能コンセプトカー、「A1クラブスポーツクワトロ」の概要を明らかにした。

ハイライトはエンジン。『TT RS』や『RS3スポーツバック』用の直噴2.5リットル直列5気筒ターボ「TFSI」エンジンを、ターボチャージャーやインタークーラー、吸排気系に渡ってフルチューン。最大出力503ps、最大トルク67.3kgmという強力なパワー&トルクを獲得する。

TT RSのスペックが、最大出力340ps、最大トルク45.9kgmだから、A1クラブスポーツクワトロは一気に163ps、21.4kgmの性能向上を果たした計算。503psのパワーは、2500〜5300rpmの幅広い領域で発生し続ける設定だ。

トランスミッションは6速MT。駆動方式はフルタイム4WDのクワトロ。車両重量は1390kgに抑えられ、0-100km/h加速3.7秒、最高速250km/h(リミッター作動)という圧倒的パフォーマンスを発揮する。

内外装も専用仕立てとなっており、エアロパーツやアルミホイール、『A4』のDTM(ドイツツーリングカー選手権)マシンを思わせるサイドマフラーが迫力満点。タイヤサイズは255/30R19だ。ルーフには、軽量なCFRP(カーボンファイバー強化樹脂)が使われた。

室内は、リアシートを取り払い、2シーターに変更。バケットシートや4点式シートベルトを採用し、ステアリングホイールはカーボンファイバー製のフラットボトムタイプとした。トランクを開けると、ボディ剛性強化のためのクロスバーやレース用ヘルメットが目を引く。

このA1クラブスポーツクワトロは、6月1〜4日、オーストリアで開催されるフォルクスワーゲングループのファン感謝イベント、「Wortherseeツアー」で一般公開。現時点では、ワンオフモデルとなっている。

《森脇稔》

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