アンダーパス冠水に気づかず進行、80歳の男性が死亡

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5月29日午後1時45分ごろ、愛媛県西条市内の市道アンダーパスで、冠水していることに気づかず進行したとみられる軽トラックが立ち往生。運転していた80歳の男性は自力で車外に脱出したが、後に水死したものとみられる。

愛媛県警・西条西署によると、現場は西条市河原津付近。JR予讃線の下を通るアンダーパス。軽トラックは大雨の影響でアンダーパスが約1mの深さまで冠水していることに気づかず進行。水に浸かった状態で身動きが取れなくなったものとみられる。

パトロールをしていた消防団員が沈んでいるクルマを発見、近くに高齢の男性が浮いていることを確認して救助した。近くの病院へ収容したが、まもなく死亡が確認された。後の調べで現場付近に住む80歳の男性と確認されている。

現場を含む愛媛県東予地方には大雨警報が発令されていたが、男性は同日の昼すぎに「水田が心配なので様子を見てくる」と言い残して外出していた。アンダーパスは冠水の危険性があるとして同日朝から通行止めとなっていたが、男性は強引に進入したようだ。

警察は男性が浸水したクルマから自力で脱出したものの、途中で力尽きて死亡したものとみて、事故が起きた時間の特定を進めている。

《石田真一》

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