【COMPUTEX 11】米クアルコム、携帯電話に加えホームネットワークにも注力

自動車 テクノロジー ネット
Snapdragon搭載製品の拡大をアピール Snapdragon搭載製品の拡大をアピール
Snapdragon搭載製品の拡大をアピール Snapdragon搭載製品の拡大をアピール 全 7 枚 拡大写真

 台湾・台北市で開催中のコンピューター関連製品の総合展示会「COMPUTEX TAIPEI」の開催前日、米Qualcommは同会場近くに設けたプライベートブースでプレスカンファレンスを開催し、組み込み機器向けCPU「Snapdragon」の最新状況や、今月買収を完了したAtheros Communicationsの事業などについて説明を行った。

【画像全7枚】

 既にスマートフォン端末では多数の採用例があり、大きなシェアを獲得しているSnapdragonだが、デュアルコア版に関しては5月の「HTC Sensation」発売によってようやくエンドユーザーの手に渡った形で、昨年既に搭載製品が発売されているNVIDIAの「Tegra 2」に比べ遅れを取った。

 しかし、同社でプロダクトマネジメントを統括するLuis Pineda氏は、デュアルコア版を含め、Snapdragon搭載製品は現在250機種が開発中であり、今後市場での存在感は急速に高まるとアピール。特に動作OSの幅広さではアドバンテージがあり、AndroidだけでなくBlackBerry、webOS、Windows Phoneなど幅広い実績があるほか、マイクロソフトが次期Windows(デスクトップ版)でARMアーキテクチャをサポートする意向を示しており、Snapdragonの適用範囲が大きく拡大することを強調した。

 加えて、これまでの“Scorpion”コアに代わって新開発の“Krait”コアを搭載し、LTEのベースバンド処理機能も統合した次世代のSnapdragon「MSM8960」は、当初アナウンスしていた予定通り6月にサンプル出荷を開始することが表明された。

 また、同社は今年1月に無線LANチップベンダーとして知られるAtheros Communicationsの買収を発表し、5月に手続きを完了している。従来Qualcommが事業の中心としてきた携帯電話ネットワークに加え、今後は家庭の中で機器を相互にワイレヤスで接続することの重要性が高まると判断し、同社としては過去最大の31億ドルという巨額のM&Aに至った。Atherosでは無線LANの技術を中核としながらもBluetoothやGPS、PLCやFTTHにも製品の領域を拡大しており、同社を傘下としたQualcommは、今後はスマートフォンやタブレットをはじめ、家庭内のさまざまな情報機器で必要となる通信系のチップを1社で提供できることを強みとした成長戦略を描いている。

【COMPUTEX TAIPEI 2011(Vol.25)】Qualcomm、携帯電話に加えホームネットワークにも注力

《日高彰@RBB TODAY》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 『マツダスピリットレーシング3』ついに市販化へ? デザインを大胆予想!
  2. ホンダ、レアアース不使用の永久磁石開発企業の米「Niron Magnetics」に出資
  3. 【シトロエン C5エアクロス 新型試乗】肩肘張らない良質なファミリーカー…島崎七生人
  4. 「なんじゃこりゃー」「アニメから飛び出てきたみたい」アストンマーティン初の公道向けバイク『AMB002』にSNS驚愕
  5. 累計15万枚突破「ゴリラマット」、初代『N-BOX』専用モデルを追加…TPE素材採用の3Dフロアマット
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 居眠り・脇見を監視、「DMS」を義務化…乗用車は2031年から、バス・トラックではすでに普及
  2. ホンダの交換式電池、建設現場で実証…高さ385mの「トーチタワー」
  3. 電動車は誰が最後まで面倒を見るのか…KPMGコンサルティング プリンシパル 轟木光 氏[インタビュー]
  4. 【全文PDFプレカン】日産自動車 長期ビジョン発表会
  5. ロボトラック、関東~中部260km走行を完遂…自動運転トラックが高速道路で実証
ランキングをもっと見る