[ジャパン・ヒストリックカー・ツアー11]走る自動車博物館がスタート

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ジャパン・ヒストリックカー・ツアー11。横浜美術館に集まった新旧参加車
ジャパン・ヒストリックカー・ツアー11。横浜美術館に集まった新旧参加車 全 12 枚 拡大写真

『ジャパン・ヒストリックカー・ツアー』が6月3日、横浜美術館(神奈川県横浜市西区)からスタートした。主催はジャパン・ヒストリックカー・ツアー2011実行委員会とネコ・パブリッシング。

今年で8回目を迎えたこのイベントは、これまで横浜の赤レンガ倉庫前がスタートであったが、今年は諸事情から横浜美術館がスタート場所となった。そこには、50台以上もの新旧のエントリー車が集合した。このイベントは「走る自動車博物館」というコンセプトのもとに開催されていることから、クラシックカーだけではなく、最新のモデル(今回はベントレー『コンチネンタルGT』など)も参加しており、美術館を訪れた観光客も新旧の珍しいクルマたちのスタートを楽しんでいた。

3日、横浜美術館をスタートしたクルマたちは一路山中湖を目指し、そこに1泊。4日はそこから白馬までのロングドライブを楽しむという。そして、最終日の5日は長野県の蓼科高原を出発し、スタート場所と同じ横浜美術館にお昼過ぎにゴールする予定だ。

今回このイベントを開催するにあたり、大会事務局長の笹本健次氏はプログラム誌上で震災の影響を鑑み中止の検討もしたと語っている。しかし「このイベントが少しでも被災された皆様のために、そして日本の元気に繋がればと思い、震災復興イベントとして実施」したのだという。収益の一部を義援金に充てるなどで少しでも役に立てればとのことだ。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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