上越火力発電所から長野方面へ、送電線の運用を開始

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上越火力線
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中部電力は6月8日、上越火力線について、電気事業法第50条の2に定める使用前自主検査を完了し、運用を開始したと発表した。

上越火力線は、現在建設中の上越火力発電所(新潟県上越市)と新北信変電所(長野県長野市)を結ぶ、こう長(水平距離)62.7km、鉄塔124基の27万5000Vの送電線で、上越火力発電所で発電した電力を中部電力管内に送電するもの。

現在、長野方面への電力供給は、太平洋側にある火力発電所などの電源に依存しており、長距離送電線で送電しているため、ロスも多い。

2012年7月から上越火力発電所を順次運用に伴って太平洋側・日本海側双方の電源から電力が供給されることになり、リスクの分散による電力系統の安定化が図れる。

同社は今後も、将来の需要動向や電源開発などに対応しながら合理的に電力を安定供給していくとしている。

《レスポンス編集部》

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