中学生が教諭のクルマにはねられ重体---なぜその時間に

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7日午前5時55分ごろ、埼玉県川越市内にある市立中学校の敷地内で、出勤してきた男性教諭の運転する乗用車に、この学校へ通う中学2年生(13歳)の男子生徒がはねられる事故が起きた。生徒は腹部強打で重体となっている。

埼玉県警・川越署によると、現場は川越市南大塚1丁目付近。クルマは富士見市内に在住し、同校で教諭を務める55歳の男性が運転。隣接する道路から正門へ左折進入した直後、生徒をはねたとみられている。

生徒はクルマの底部に巻き込まれた際に腹部を強打。近くの病院に収容されたが、内臓損傷などで重体となっている。教諭にケガはなかった。

事故の状況から、生徒は正門近くで倒れていたか、うずくまるなど、低い姿勢を取っていたとみられる。制服姿だが、所持していた荷物は見当たらなかったという。

同校では部活動などがある場合でも午前7時30分以前の登校は基本的に禁じており、通常ならば生徒のいない時間帯だった。警察では負傷した生徒の回復を待ち、学校にいた事情について話を聞く方針だ。

《石田真一》

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