三菱 i-MiEV 廉価版、200万円以下で今夏発売

エコカー EV
三菱i-MiEVの廉価版が今夏発売される。補助金適用で、200万円以下で購入することが可能
三菱i-MiEVの廉価版が今夏発売される。補助金適用で、200万円以下で購入することが可能 全 2 枚 拡大写真

三菱自動車工業の益子修社長は13日の業績予想の発表会見で、電気自動車(EV)の『i-MiEV』について、今年夏の一部改良時に国からの補助金を控除すると200万円を切る価格のエントリーモデルを設定する計画を明らかにした。

同社は今年11月には軽商用車をベースにしたEVの『MINICAB-MiEV』を投入する計画で、4月から予約受注を始めている。同モデルはバッテリー容量を2タイプ設定しており、小容量型は補助金を控除すると170万円台からとなる。

益子社長は「日本では電力供給が問題となっているが、蓄電や給電機能など、今後もEVの有用性は変わらない。国の支援を受けて商用車も乗用車も200万円を切る価格とし、EVへの理解を深めていきたい」と語った。

i-MiEVは2009年7月に国内投入した後、日欧を中心に販売しており、今年3月末までの累計販売は1万台に達している。今年11月からは車体の幅を拡大した専用仕様モデルを北米市場にも投入する計画だ。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ダンロップのオールシーズンタイヤが安く買えるようになる?…独占禁止法の疑い
  2. ファン必見!『ミニGSX-R』は1000台注文あれば販売される!?「鈴鹿8耐」最注目の“スズキの隠し球”
  3. フォード『ブロンコ』が60周年、初代をオマージュした記念パッケージが登場
  4. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
  5. ブラバスが「いかつすぎる」新型スーパーカーを発表! 1000馬力の超絶パワーに「頭抜けてる」と驚きの声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る