三菱電機、自動車用パワー半導体モジュールの新製品
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IPMとT-PMは、自動車用途に対応した品質と信頼性を確保。モジュールの素材から部品、生産履歴に至るまでトレーサビリティー管理を実施しているほか、環境負荷物質を規制する欧州ELV指令に適合したパッケージとした。
IPMでは駆動・保護回路に加え、外部との絶縁設計を容易にするフォトカプラ、アナログ温度出力機能、振動にも強いコネクタ端子、アナログ電圧出力機能を内蔵。また、T-PMは最大定格300A/1200Vと600A/600Vと、従来製品と比べて2倍の定格容量にしインバーターの小型化に貢献する。
IPMのTYPE-Aが定格30kW程度、IPMのTYPE-BとT-PMが55kW程度のモーターに適応可能。サンプル価格はIPMが13万~16万5000円、T-PMが3万円。
《レスポンス編集部》