三菱電機、自動車用パワー半導体モジュールの新製品

自動車 ビジネス 企業動向
Jシリーズ IPM(TYPE-A)
Jシリーズ IPM(TYPE-A) 全 3 枚 拡大写真

三菱電機は、電気自動車やハイブリッド車のモーターを駆動させる自動車用パワー半導体モジュール「Jシリーズ IPM」4種と、発売中の「Jシリーズ T-PM」を大容量化した2種のテストサンプル出荷を6月21日から開始する。

IPMとT-PMは、自動車用途に対応した品質と信頼性を確保。モジュールの素材から部品、生産履歴に至るまでトレーサビリティー管理を実施しているほか、環境負荷物質を規制する欧州ELV指令に適合したパッケージとした。

IPMでは駆動・保護回路に加え、外部との絶縁設計を容易にするフォトカプラ、アナログ温度出力機能、振動にも強いコネクタ端子、アナログ電圧出力機能を内蔵。また、T-PMは最大定格300A/1200Vと600A/600Vと、従来製品と比べて2倍の定格容量にしインバーターの小型化に貢献する。

IPMのTYPE-Aが定格30kW程度、IPMのTYPE-BとT-PMが55kW程度のモーターに適応可能。サンプル価格はIPMが13万~16万5000円、T-PMが3万円。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツ『ウニモグ』、低床仕様登場…荷台高1200mm以下で作業効率向上
  2. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  3. リアシートのない新型『ランドクルーザー250』発売!? 英国トヨタ工場で改造される“特別仕様”とは
  4. 幻のV12スーパーカーが100周年で復活か? SNSでは「クライスラーのイメージも変わる」と期待も
  5. トヨタ RAV4 新型の価格は390万~630万円と予想…電動グレード体系に再編
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  3. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  4. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る