バッテリー誤取り付けによる火災 国交省が注意

自動車 社会 行政

2009年度の自動車事故・火災情報で、バッテリー付近から出火した車両火災の報告が多数あったことから、国土交通省では、バッテリー等の誤った取り付けによる火災に注意を促している。

2009年度に自動車メーカーから同省に報告があった自動車の不具合の事故・火災情報は、事故が171件、火災が1053件あったが、このなかで、バッテリー付近から出火した車両火災の情報は98件あった。要因別ではバッテリー交換作業に起因すると推定される火災が28件、後付け電装品を不適切に取り付けたと推定される火災が28件で、この二つの要因が目立つ。

このため同省では、(1)バッテリー固定金具やバッテリー端子取り付け用ナットは工具を使ってしっかりと締め付けて固定する、(2)端子位置が逆、あるいは固定できないようなサイズのバッテリーを使用しないよう、車両にあった型式のバッテリーを選定する、(3)サイズの合わないヘッドランプバルブを使用しない、(4)後付け電装品の配線には適切なヒューズを取り付け、車体の縁端部や他の電装品と接触するような配線とならないよう注意する---ことを求めている。

《レスポンス編集部》

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