住友三井オート、社有車に安全運転支援システム搭載…リース車への展開も

自動車 テクノロジー 安全
装着される予防安全、衝突防止補助システムC2-270
装着される予防安全、衝突防止補助システムC2-270 全 1 枚 拡大写真

住友三井オートサービスは6月16日、自社が保有する社有車200台に対し、安全走行運転を支援する車載システムを順次装着すると発表した。

今回搭載するシステムは予防安全システムを展開するオランダのモービルアイが開発した製品。衝突の危険性や意図せぬ車線逸脱の危険性を認知、運転者に知らせることで安全で快適な運転を支援するもの。

このシステムの最大の特徴は、単眼カメラとモービルアイ社の画像認識処理用チップEyeQ2チップで高度な画像認識を瞬時に行い、前方車両までの車間距離、歩行者までの距離、相対速度、車線までの距離を用いて状況に応じた適切な警報を発する点。警報を発するタイミングは対象物との距離と相対的な速度によってダイナミックに変化するよう構成されている。

業務用のリース業界では、運行管理に力点が置かれてきたが、同社ではさらに1歩進めて、同社のリース車両を利用するドライバーの安全運転を支援し、衝突の危険性を軽減すると同時に、運行コストを低減したいというニーズに対応していく方針。

今後、同システムのリースユーザーニーズへの活用用途拡大を視野に、まず自社で活用して効果などを検証するとともに、事故ゼロのクルマ社会の実現に向けた取り組みに注力していく構え。

《レスポンス編集部》

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