BASF、合弁会社がディーゼル用排ガス触媒の生産能力を2倍に増強

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BASFは6月16日、同社グループと住友金属鉱山の合弁会社NE・ケムキャットのつくば事業所で大型ディーゼル・エンジン市場向け排ガス触媒の生産能力を倍増に引き上げると発表した。

今回の生産能力拡大は、排ガス制御触媒の需要の高まりに対応するため。今後、数年以内には、発展途上国や新興市場を含む全世界で、大型ディーゼルエンジンの排ガス規制が強化される見通し。

生産能力の増強は2013年初頭の完了を予定しており、これによってプラントの生産能力は現在の2倍となる。

BASFは、市場の需要に応えるため、全世界で大型ディーゼル・エンジン市場に対する投資を拡大していく予定。

NEケムキャットの奥村明社長は「今回の生産能力拡大により、日本の排ガス触媒市場における当社のリーダーシップがさらに強化される」とコメントしている。

《レスポンス編集部》

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