公道を走れるレーシングバイク、新型ドゥカティ『パニガーレ V4 R』国内発売 価格は555万円

ドゥカティ パニガーレ V4 R
ドゥカティ パニガーレ V4 R全 9 枚

ドゥカティジャパンは、『パニガーレ V4 R』の新型モデルを6月20日より全国の正規販売店で販売を開始した。メーカー希望小売価格はレーシングカラーの1グレードのみで555万円(税込)。

【画像】新型ドゥカティ『パニガーレ V4 R』

新型パニガーレ V4 Rは、2001年登場の996 Rに端を発し、2019年の初代パニガーレ V4 Rへと続くホモロゲーションモデルの系譜に連なる最新進化形。スーパーバイク世界選手権(SBK)のレギュレーションに準拠して開発されており、「Racing is just the beginning」というコンセプトのもと、MotoGPおよびSBKで培われた技術が惜しみなく投入されている。

エンジンは998cc・90度V型4気筒のデスモセディチ・ストラダーレRで、最高出力218ps(160.3kW)を15750rpmで発生、最大トルクは114.5Nm(11.7kgm)を1万2000rpmで発生する。レブリミットは6速で1万6500rpmに達する。

ドゥカティ パニガーレ V4 Rドゥカティ パニガーレ V4 R

全面的に見直されたインテークシステム、新設計のカムシャフト、軽量化されたピストン、高慣性クランクシャフトが採用されており、ユーロ5+規制への適合も達成されている。アクラポヴィッチと共同開発されたチタニウム製フルレーシングエグゾースト(オプション)を装着した場合、最高出力は235psに到達する。

トランスミッションには、ニュートラルを1速の下に配置したドゥカティ・レーシング・ギアボックス(DRG)が装備されている。特許取得済みのドゥカティ・ニュートラル・ロック(DNL)により誤操作を防止する機構も備わる。クラッチはSBKで使用されるコンパクトなドライクラッチを採用。デスモドロミック機構と逆回転クランクシャフトも搭載されている。

エアロダイナミクスはMotoGPマシン「デスモセディチGP」のノウハウを反映し、空気抵抗の低減、エアフローの最適化、エンジン冷却性能の向上、ダウンフォースの増加が図られている。カーボンファイバー製コンポーネントとブラシ仕上げのアルミニウム製タンクが採用され、カラーリングはドゥカティ・レッドを基調にブラックのフレームおよびスイングアームを組み合わせた専用デザインとなっている。

ドゥカティ パニガーレ V4 Rドゥカティ パニガーレ V4 R

電子制御の中核はドゥカティ・ビークル・オブザーバー(DVO)で、6軸慣性プラットフォームと各種センサーのデータを統合してリアルタイムに車両状態を把握する。コーナリングABS、レース・ブレーキ・コントロール(RBC)、エンジン ブレーキ コントロール(EBC)、ドゥカティ・トラクション・コントロール(DTC)DVO、ドゥカティ・ウィリー・コントロール(DWC)DVO、ドゥカティ・スライド・コントロール(DSC)が統合されている。ライディングモードはレースA、レースB、スポーツ、ロード、ウェットの5種類で、4つのパワーモードとの組み合わせが可能。シフト操作にはドゥカティ・クイック・シフト(DQS)2.0が採用されている。

サスペンションはフロントにオーリンズ製43mm径TiNコートNPX加圧式フルアジャスタブルフォーク、リアにオーリンズ製TTX36フルアジャスタブルモノショックを装備。タイヤはフロントにピレリ製ディアブロ・スーパーコルサSP-V4(120/70 ZR17)、リアに同(200/60 ZR17)が装着される。

ブレーキはフロントに330mm径セミフローティング・ダブルディスクとブレンボ製Hypureラジアルマウント・モノブロック4ピストン・キャリパー、リアに245mm径ディスクとブレンボ製2ピストン・キャリパーが採用されている。シート高は855mm、車両重量は186.5kg(燃料除く装備重量)、燃料タンク容量は17L。ディスプレイは6.9インチTFTで、トラックとロードの2表示モードを備える。

ドゥカティ パニガーレ V4 Rドゥカティ パニガーレ V4 R

《ヤマブキデザイン》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ステーションワゴンの常識を超えたレヴォーグ、BLUELOVEさんが作り上げた理想形…CARTUNE PickUpCars 2026
  2. ボッシュがなぜ「しろくまくん」を買収したのか? “熱とAI”が変える、SDV時代の勝算
  3. リコール16万1190台、トヨタ『シエンタ』のシートベルトに不具合
  4. 雨の日の視界確保に3つのアプローチ。フロントウィンドウ・コーティング剤[特選カーアクセサリー名鑑]
  5. 公道を走れるレーシングバイク、新型ドゥカティ『パニガーレ V4 R』国内発売 価格は555万円
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. LFPは規制面でも優位へ。2036年に向けた日本勢の針路…KPMGコンサルティング 轟木光氏[インタビュー]
  2. ETASとエレクトロビット、ADAS向け統合ソフトウェア基盤を発表…人とくるまのテクノロジー展 2026
  3. ボッシュ日本、2025年度の売上高4600億円で4年連続最高記録を更新…ADAS・SDV強化が成長を牽引
  4. 次世代圧電材料向け、「多能性中間膜」の量産化をJSTが支援…Gaianixxが開発
  5. 「容赦なきエルグランド包囲網」トヨタの高級ミニバン『アルファード』改良発表にSNS注目! 価格も争点に
ランキングをもっと見る