NTT東日本、家庭向け「電力見える化」トライアル開始

自動車 テクノロジー ネット
NTT東日本-電力見える化サービス(仮称)について NTT東日本-電力見える化サービス(仮称)について
NTT東日本-電力見える化サービス(仮称)について NTT東日本-電力見える化サービス(仮称)について 全 1 枚 拡大写真

 NTT東日本は16日、「NTT東日本-電力見える化サービス(仮称)」のトライアルを、2,000名のモニターに対して行うと発表した。7月1日から順次開始する。

 「NTT東日本-電力見える化サービス(仮称)」は、宅内に設置する専用機器(無線親機、分電盤計測器、電源タップ)で、家庭全体の消費電力量や家電個別の消費電力量を計測し、「光iフレーム」やパソコン等のブラウザに表示するもの。東京電力および東北電力より提供される電力供給情報を「使用量」「供給能力」「使用率」で数値表示する。エコに役立つアドバイスも表示、「光iフレーム」を使用している場合は音声にて読み上げることも可能。消費電力量および電力供給情報の表示等を通じ、「光iフレーム」でのエネルギーコントロールを実現し、「光iフレーム」を「スマートコントローラー」として活用する。

 「NTT東日本-電力見える化サービス(仮称)」のトライアルでは、サービスのメリットや利便性を体感してもらうため、モニターに専用機器が貸し出され、消費電力量等を表示するモニター限定のアプリケーションが提供される。専用機器、アプリケーションの利用は無料。トライアルの実施期間は7月1日から10月31日の間で、モニターによって期間は異なる。

 モニターの応募条件は、NTT東日本の「フレッツ光」にて、インターネット接続していること、アプリケーションおよび専用機器を積極的に活用して、利用に関するアンケート(2回程度予定)等へ協力できること、利用規約等を承諾して遵守できることなど。フレッツ公式ホームページなどから応募できる。募集期間は、6月17日から26日の予定。

 NTT東日本では、今後、家庭内の消費電力量や電力供給情報の表示にとどまらず、太陽光発電等の「創エネ」情報や蓄電池・電気自動車等の「蓄エネ」情報等との連携および関係省庁等との協力関係構築を通じ、ICTを活用した家庭内エネルギーコントロールの実現を図っていくとのこと。これにより、すでに「フレッツ光」を利用している約870万のユーザーおよび新たな「フレッツ光」ユーザーの家庭内ICT化を進めていくという。

NTT東、家庭向け「電力見える化サービス(仮称)」トライアルを開始

《池本淳@RBB TODAY》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 15歳から運転できる「小さいオペル」に興味アリ!「通勤用にこういうのでいいんだよ」など注目集まる
  3. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  4. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  5. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る