『間違いだらけのクルマ選び』が復活…徳大寺氏「クルマが心配だ」

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『2011年版間違えだらけのクルマ選び』が発売(写真:左から徳大寺有恒氏、島下泰久氏)
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自動車評論家の徳大寺有恒氏による著書『間違いだらけのクルマ選び』が5年ぶりに復活した。新たにモータージャーナリスト島下泰久氏との共著により『2011年版間違いだらけのクルマ選び』が発売され、20日に発表記者会見が実施された。

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「間違いだらけのクルマ選び」は、自動車バイヤーズガイドとして1976年に刊行、急激にモータリゼーションが発達していた時代背景と、徳大寺氏による批判的な内容が話題となり、ベストセラーの上位にランクインするなど徳大寺氏の代表的な著書となった。以来30年間にわたり毎年発行され続けたが、30年目となる2006年に最終版が発行され一旦終刊となっていた。

徳大寺氏は「自動車はますます便利になりますが、ガレージに置いておくだけではもったいない、もっと多くの人が自動車に乗る楽しみを知ったら日本を変える力になるのではないかと感じています。新しい“間違いだらけ”では自動車の楽しみについて書いたつもりです」と復活にあたっての意気込みを語った。

また、昨今の自動車業界に関しては、「電気モーターの時代になると、これまで難しいとされた自動車業界への参入が容易になると思っています。電気モーターによる自動車が成立することが判れば、巨大な自動車業界に大きな風穴をあけることになる」との考えを示した。

島下氏は「すごく緊張感がありましたが、迷うことなく依頼を受けました。最初はすごく悩むところがありましたが、過去の“間違いだらけ”にとらわれずにやろうと決めました。これまでのファンの方にも認めてもられるように、ちゃんとクルマの評論をしていきたい」と、歴史のある本に参加する意気込みを語った。

復活第1弾では、ハイブリッドカーの隆盛、電気自動車の登場、クルマづくりのさらなる国際化、中国や韓国などのアジアメーカーと国産メーカーの闘い等、5年間にクルマはどう変化したのか、クルマ界の先行きはどうなるのか、との疑問に答えるものに仕上げた。今後12月には2012年版を発売、以降毎年1回12月に発行していく予定。

なお、復活を記念して草思社のウェブサイトでは1976年と1977年刊の「間違いだらけのクルマ選び」を無料公開している。

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