トヨタ車体は、2010年度のCSRの取り組みをまとめた「CSRレポート2011」を作成し、ホームページに掲載した。
同社では、1999年「環境報告書」の初版を発行し、2003年に「環境・社会報告書」と改題、2010年からはCSRレポートとして今回で13回目の発行となる。
今回のCSRレポート2011では、テーマごとに、同社の「めざす姿」や「思い」を掲載、深く知りたい人には本文中から詳細データを閲覧できる構成とした。
巻頭の「トピックス」では、東日本大震災に伴う同社の生産復旧に向けた取り組みや、復興支援活動などを掲載する。
「環境」側面では、自動車の燃費向上に向けた軽量化技術の開発、生産活動でのCO2低減対策の推進、使用済み自動車のリサイクル性を向上させるための解体しやすい自動車構造への取り組み、地域と一緒に推進しはじめたエコロード整備活動などについて説明した。
「社会」側面では、顧客の安全と安心確保に向けた新製品開発での品質のつくり込み活動、福祉車両・福祉機器の普及活動、ボランティア活動を中心とした社会貢献活動などを紹介する。