東京都が太陽光発電システムに対する補助金受付を開始

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東京都は、2011年6月21日、太陽光発電システムに対する補助金を再開することを明らかにし、同日、受付を開始した。
東京都は、2009年度(平成21年度)から実施していた太陽光発電システムに対する補助金事業を2010年3月31日で終了し、2011年度については所期の目的を達成したとして補助金の支給は行わないとしていた。
しかし、東京電力福島第一原子力発電所の事故以降、電力不足が続いていることから、「東京都電力対策緊急プログラム」を5月に策定、過度の電力依存社会からの脱却を目指す方針を決定。その一環として、自立型・分散型のエネルギー源を確保し、家庭における電力不足への対応および防災機能の強化を図る目的で「住宅用創エネルギー機器(太陽光発電システム)導入促進事業」の実施を決め、太陽光発電システムに対する補助金を再開することにした。事業期間は、2011年度と2012年度の2年間。
補助金額は、発電量1キロワットあたり10万円、上限100万円となっている。国や市区町村の補助金と併せて受けられる。たとえば、発電量4kWのシステムを設置する場合、国から19万2000円(4万8000円×4kW)と東京都から40万円(10万円×4kW)の合計59万2000円の補助金が受けられることになる(市区町村が補助金を支給している場合は、その分さらに上乗せ)。
補助金支給の対象は、都内に太陽光発電システムを新規に設置し、2011年4月1日から2013年3月31日の間に東京電力と電力受給を開始した人。すでに設置済みでも対象となるので、2011年4月1日以降に電力受給を開始した人は、販売店や施工業者に確認するとよい。

《小林@太陽生活ドットコム》

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