東日本大震災、地震保険の支払総額1兆円超え…阪神淡路の13倍に

自動車 ビジネス 国内マーケット
参考画像:宮城県女川町
参考画像:宮城県女川町 全 5 枚 拡大写真

日本損害保険協会は22日、東日本大震災関連で支払った地震保険金の総額が21日時点で1兆円を超えたと発表した。東日本大震災以前で過去最高額だった阪神淡路大震災(783億円)の約13倍の水準にまで達した計算になる。

21日時点の支払保険金は1兆5億円、支払件数は55万4005件になった。前回公表の15日時点と比べると支払額が2.7%、支払件数は3.8%それぞれ増えた。地区別では宮城県の支払額が4813億円(20万8821件)と最も多く、全体の48.1%を占めている。これに福島県の1301億円(同6万1370件)、茨城県の1261億円(同8万864件)と続く。

21日時点での地震保険に関する調査依頼や契約内容などの問い合わせ受付件数は68万6299件。このうち実際に保険金を支払ったり、調査しても支払に至らなかったケースや問い合わせが解決したものなど合わせた件数は63万4966件となり、92.5%が対応を終えたことになる。

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  2. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  3. 「強烈な需要がありそう」スバルの3列シートSUV『アセント』が今、SNSで話題に
  4. 2.5Lエンジンを搭載する『インプレッサ』登場、米2026年モデルに「RS」
  5. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る