スズキ鈴木会長、12年3月期は「前期並みが最低限」

自動車 ビジネス 企業動向
バンディット1250F ABS
バンディット1250F ABS 全 2 枚 拡大写真

スズキは23日、2012年3月期の連結業績予想を発表した。4輪車、2輪車とも世界販売は前期を上回る見通しであり、純利益は前期比10.7%増の500億円と増益を予想した。

4輪の販売は国内が2%の減少を見込んでいるものの、海外は「震災による生産への影響は少ない」(鈴木修会長兼社長)ことから9%の増加となり、世界販売は7%増の281万9000台を見込んだ。

売上高は0.1%増の2兆6100億円、営業利益は2.9%増の1100億円と、ほぼ横ばい予想とした。鈴木会長は「まず前期並みの販売を確保し、海外で伸びを確保したい。(業績予想は)横ばいだが最低限のところで発表させたもらった」と述べ、海外の販売動向によっては増額修正への含みをもたせた。

鈴木俊宏取締役専務役員は、国内の生産状況について「7月以降は2直で残業を行うまでに回復する。同月は前年の9割程度の稼動だが8月以降は前年を上回る」との見通しを示した。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. スズキ『エブリイ』が災害時は「シェルター」に、軽キャンピングカーの新たな可能性
  3. メルセデスベンツ『CLA』新型、第4世代「MBUX」にセレンスの会話型AI技術搭載
  4. トヨタ『ランドクルーザー』公式アイテム、2025年夏の新作発売へ
  5. 世界最強の2.0ターボ搭載車に幕、メルセデスAMG『CLA 45 S』最終モデルが登場
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る