【トヨタ アベンシス 新型発表】欧州発のデザインを具現化
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新型アベンシスのエクステリアデザインは、先代モデルのかたまり感のあるデザインから、Aピラーの付け根を前出しして、ボンネットからキャビン、リヤデッキへと連続するワンモーションフォルムを実現するなど、流麗な印象のものへと進化している。
2009年の発売に向けて開発が始まろうとしていた2005年の初頭、松本氏はデザイン部門からの提案モデルを見て、一目惚れしたようだ。
松本氏は「当時、我々としては非常にインパクトを感じまして“このモデルを具現化するんだ”ということで、開発がスタートしています。通常トヨタでは開発のほうからコンセプトを示し、デザイン部門との間でいろいろな方向性を探すのですが、“このモデルで行く”と決めました」。
「いいデザインを得て方向性が決まっていると、いろいろな課題があっても“そこはなんとかしよう”と開発陣が思いを共有できていたので、開発は非常に楽しかったですね」。
「デザインに関しても、欧州のいろんな流れを身近に感じているなかで生まれたカタチで、欧州トヨタの“Dセグメント”“フラッグシップ”のキーワードにふさわしい仕上がりを得られたと思います」と語った。
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