車車間通信でエコ運転支援…アイシン精機などが開発

自動車 テクノロジー ITS
センターレスプローブ情報システム
センターレスプローブ情報システム 全 1 枚 拡大写真

アイシン精機と慶應義塾大学SFC研究所、アイ・トランスポート・ラボ、NECソフト、日本自動車研究所の5つの企業と団体は27日、車車間通信のみで実現するCO2削減アプリケーションと情報通信基盤技術を開発したと発表した。

今回開発された「センターレスプローブ情報システム」は、プローブ情報システムの一種で、車車間通信により周辺車両と交換した車両位置や走行速度、燃費などの情報から、交通情報、エコ運転支援情報を作成しドライバーに提供することで、渋滞回避と低燃費ドライブ計画を促し、CO2削減を実現するもの。

既に実用化されているプローブ情報システムを、車車間通信で実現するのが特長でプローブ情報センターが不要となる。また、完全な分散型のシステムで、携帯電話などの通信インフラやセンター設備の敷設などを必要としないため、大規模災害などにも強いシステムとなる。

将来的には、従来のセンター型のシステムと融合することで、プローブ情報センターの負荷低減などが図れるとしている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. デンソー・人事情報 2026年1月1日付
  2. 新型ホンダ『CR-V』発表に「おかえり!」「カッコいい」など反響、最注目の価格は…
  3. トヨタ『ハイラックス』新型、まずはディーゼルの5グレードを豪州発売…約355万円から
  4. メルセデスベンツ『GLC』新型、V8エンジンなるか!…12月のスクープ記事ランキング
  5. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る