【日産パワー88】競合EV登場は、日産の品ぞろえと供給力が整った後

エコカー EV
日産ゴーン社長(日産パワー88発表)
日産ゴーン社長(日産パワー88発表) 全 6 枚 拡大写真

日産自動車のカルロス・ゴーン社長は27日、電気自動車のライバルメーカーが現れるのは日産・ルノー連合が品ぞろえ、供給能力ともに整った後になるとの考えを示した。

ゴーン社長は同日開いた新中期経営経営計画「日産パワー88」発表会見で、電気自動車事業について「おそらく2015年までの間に、まず最初の次のライバルが量販のゼロエミッションを出してくるだろう」とした上で「それまでは日産が供給が追い付かないほどの販売をするということになる」と指摘。

さらに「日産・ルノーアライアンス全体で8車種の電気自動車を販売する。50万基のバッテリーの生産能力を確保し、それをした暁に競合他社、量販メーカーが現れてくるということになる。だから自信はある」と強調した。

また「電気自動車をブランドのためにやっていると思っている人がいるが、そうではない。これはビジネスとして理にかなっているからやっている」とも説明した。

ゴーン社長は27日発表した「日産パワー88」の中で、電気自動車について日産・ルノーアライアンスで「リーフに続く7車種の100%電気自動車を発売する。ルノーとともに2016年までに累計150万台の電気自動車を販売する計画」を明らかにした。

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. 日本にはないアバルトの高性能SUV、『パルス アバルト』が大胆イメチェン!
  4. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  5. 【BYD シーライオン7 新型試乗】全幅1925mmの堂々サイズも「心配無用」、快適性はまさに至れり尽くせり…島崎七生人
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る