国土交通省は7月1日付で、組織改正を行う。自動車交通局は一体的かつ効率的な自動車行政を展開するため、局名を「自動車局」に変更する。
技官が中心となった組織である技術安全部を廃止し、「次長」ポストを新設する。
リコール関連業務の体制強化を図るため、「審査・リコール課」を新設するほか、環境・技術関係業務の体制強化を図るため、「環境政策課」と「技術政策課」を新設する。
このほか、高速鉄道、港湾、高速道路、水インフラなどの戦略的な国際展開始園を強化するため、省内横断的に国際分野を担当する「国際統括官」ポストを新設。
総合政策局に、公共交通政策を総合的、計画的に推進するため、「公共交通政策部」を新設するほか、物流行政に関する基本的な政策を企画立案する組織として「物流政策課」を新たに設置する。
航空局では、「航空戦略課」を設置するとともに、現行の4部体制を「航空ネットワーク部」「安全部」「交通管制部」の3部体制に再編する。