熱中症が急増、全国で2992人が救急搬送

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平成23年熱中症による救急搬送状況(週別推移)
平成23年熱中症による救急搬送状況(週別推移) 全 4 枚 拡大写真
 総務省消防庁は6月28日、全国の熱中症による救急搬送状況(6月20日~26日、速報値)を発表した。

 それによると、20日から26日までの1週間に熱中症により救急搬送された人の数は全国で2,992人に上り、前週(6月13日~19日)の10倍以上に大きく跳ね上がった。またこの数値は、昨年の6月の1カ月間の総人数2,276人をわずか1週間で上回ったことになる。

 都道府県別の搬送人数では、愛知県の444人、埼玉県の308人、大阪府の238人などが目立つが、全国的に前週よりも搬送人数は増えており、特に関東、中部、関西地方などでその伸び率が著しくなっている。

 搬送者の年齢区分では、満65歳以上の高齢者が51.0%と半数以上を占め、続いて18歳~65歳未満の成人が38.0%、7歳~18未満の少年が9.8%、生後28日~7歳未満の乳幼児が1.2%となっている。

 消防庁では、熱中症対策のためのリーフレットを作成し、室温管理やこまめな水分補給などの予防法や、熱中症の初期症状と対処法などをまとめ、予防と対策をよびかけている。

熱中症が急増、全国で2,992人が救急搬送

《編集部》

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