ダイムラー、中国事業を強化

自動車 ビジネス 海外マーケット
メルセデスベンツGLKクラス
メルセデスベンツGLKクラス 全 6 枚 拡大写真

ダイムラーは28日、中国合弁パートナーの北京汽車(BAIC)との提携関係を強化すると発表した。

提携強化の主な内容は、まず現地合弁の北京ベンツにおいて、メルセデスベンツ『GLK』など、合計4車種を現地生産車に追加。現在生産中の『Cクラス』と『Eクラス』に関しては、年産台数を8万台から、さらに引き上げる。

また、新エンジン工場を建設。同工場は2013年に稼働する予定で、直列4気筒ガソリンエンジンを当初、年間10万基生産する。将来的には、年産25万基レベルへ引き上げる計画だ。

さらに、中国にR&D(研究開発)センターも建設。新型車のテストや現地サプライヤーとの共同開発などを推進する。

これらの提携強化策実現に向けて、ダイムラーと北京汽車は向こう数年間に、約30億ユーロ(約350億円)を投資。同社のディーター・ツェチェ会長は「2020年には、プレミアムコンパクトカーの5台に1台が中国で販売される時代になる。我々は、さらなる現地生産を進める」とコメントしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  2. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  3. 15歳から運転できる「小さいオペル」に興味アリ!「通勤用にこういうのでいいんだよ」など注目集まる
  4. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  5. 『GRカローラ』『フリード』『ソリオ』の走りを変える! ブリッツの「スロコン」「スマスロ」が適合
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  5. アステモの軽EV用インホイールモーターやジヤトコの2モーターK12マーチなど、国内サプライヤー技術が熱い!…人とくるまのテクノロジー展2025
ランキングをもっと見る