東大、太平洋にレアアース資源を発見

エコカー EV
太平洋におけるレアアース資源泥の分布(表層2 m)と平均総レアアース含有量
太平洋におけるレアアース資源泥の分布(表層2 m)と平均総レアアース含有量 全 5 枚 拡大写真

東京大学工学系研究科の加藤泰浩准教授らは7月4日、南東太平洋や中央太平洋に、見た目は普通の泥だが、高品位のレアアースを含有した「レアアース資源泥」が膨大な量分布していることを発見したと発表した。

【画像全5枚】

従来、海底鉱物資源は、熱水性硫化物鉱床、マンガンクラスト鉱床、マンガンノジュール鉱床の3種類が知られていたが、今回レアアースを豊富に含有した全く新しいタイプの第4の海底鉱物資源が発見された。

このレアアース資源泥はレアアース含有量が高く、資源量が陸上埋蔵量の約1000倍と膨大で、加えて探査が容易なこと、開発の障害となるウランやトリウムなどの放射性元素の含有量が少ないことなどが特長。また、レアアースの回収が薄い酸で容易に抽出可能なため、極めて容易で「夢のような海底鉱物資源」だ。

レアアース資源は、ハイブリッドカーや電気自動車、携帯端末など、ハイテク製品に欠かせない資源だが、主要産出国の中国が輸出を規制していることから価格が急騰しているが、今回発見したレアアース資源を有効活用できれば、資源問題を解決に導く可能性がある画期的な研究成果となる。

研究成果は英国科学誌ネイチャー・ジオサイエンス電子版に7月4日から掲載されている。

《レスポンス編集部》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『テラノ』復活、PHEVの本格SUV誕生へ!…次期パジェロと兄弟車か?
  2. スバル、熊本地震支援で義援金500万円と『フォレスター』貸与
  3. 世界最速のオープン、ブガッティ『W16ミストラル』が生産終了…99台の最終章を飾る特別モデルが完成
  4. 「マツダさん、みんな待ってるよ」次世代ロータリースポーツの登場にファン期待、SNSでは議論飛び交う
  5. 「これ市販車なんだよな…」トヨタの新型スーパーカー『GR GT』に再び脚光! 欧州公開で日本のファンも「乗ってみたい」と注目
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 自動運転開発の分野で高まるNVIDIAとAWSの存在感、日本メーカーは中国のスピード感に対抗できるのか【AWS オートモーティブ AI イノベーション フォーラム】
  2. 2107馬力のハイパーEV、リマック『ネヴェーラR』に「ファウンダーズエディション」…特別な顧客向けの10台は発表前に完売
  3. BYD12万人の技術力と日本市場への本気度、補助金逆風下「ラッコ」の戦略とは…BYD Auto Japan 東福寺厚樹 代表取締役社長[インタビュー]
  4. 機械式駐車場の最適化コンサル、マンション管理組合向けに新サービス開始…さくら事務所
  5. 大和ハウスベンチャーズ、自動運転幹線輸送のT2に出資…レベル4実現へ
ランキングをもっと見る