日産が新型小型EV『ピクソ』を欧州発表、ルノーと共同開発…航続259km

・日産が欧州向け新型小型EV「ピクソ」を発表。WLTPモードで最大259kmの航続距離を実現し、Aセグメントへ参入する。

・欧州向け日産車初となる27.5kWhのリン酸鉄リチウムイオンバッテリーを搭載。最大50kWの急速充電に対応し、15%から80%まで約28分で充電可能。

・ルノーとのパートナーシップを活用して開発。デザインは日産が担当し、スロベニアのノボ・メスト工場で生産。納車は2027年初頭から開始予定。

日産 ピクソ
日産 ピクソ全 12 枚

日産自動車は9月23日、欧州向けの新型小型EV『ピクソ』を発表した。

【画像】日産 ピクソ

「ピクソ」は、日産の長期ビジョン「モビリティの知能化で、毎日を新たな体験に」を体現するモデルだ。スピードと柔軟性を高めた新しい車両開発アプローチを採用し、手頃な電動モビリティとして欧州の都市環境向けに開発された。

■欧州のEVラインアップをAセグメントまで拡大

日産 ピクソ日産 ピクソ

「ピクソ」は日産のEVラインアップをAセグメントまで拡大し、欧州の顧客に新たなEVの選択肢を提供する。都市部での利用を想定して開発された。

WLTPモードで最大259kmの航続距離を実現(認証取得前の参考値)。欧州向けの日産車として初となる27.5kWhのリン酸鉄リチウムイオンバッテリーを搭載する。

充電性能は最大50kWの急速充電に対応し、バッテリー残量15%から80%まで約28分での充電が可能だ。最大11kWまで対応する普通充電機能(V2L対応)を全車に標準搭載する。

日産 ピクソ日産 ピクソ

安全装備として自動ブレーキ、レーンキープシステム、e-Pedalを含む先進運転支援技術を搭載。「MyNissan」アプリによるナビゲーション、リアルタイムルート案内、充電管理、車両操作などのコネクテッド機能も備える。さらに、Google Geminiに対応したGoogle built-inのインフォテインメントシステムを採用し、自然な音声での操作が可能だ。

■ルノーとの協力で開発、スロベニアで生産

「ピクソ」はルノーとのパートナーシップを活用して開発された。車両デザインは日産が担当し、スロベニアにあるルノーのノボ・メスト工場で生産する。

日産 ピクソ日産 ピクソ

全長は3796mm、全幅は1790mm、全高は1512mm、ホイールベースは2492mm。モーター最高出力は60kW。荷室容量は通常時356L(VDA方式)、後席格納時には1221L(VDA方式)まで拡大する。

車両価格や仕様の詳細は12月以降に発表される予定で、顧客への納車は2027年初頭から開始する予定だ。

《森脇稔》

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