東京海上日動、地震などによる車両全損時の一時金特約を開発

自動車 ビジネス 企業動向
津波の被害にあった宮城県仙台市宮城野区(4月)
津波の被害にあった宮城県仙台市宮城野区(4月) 全 1 枚 拡大写真

東京海上日動火災保険は、地震や噴火、津波が原因で自動車が全損した場合に一時金を支払うという自動車保険の新しい特約を開発したと発表した。来年1月をめどに販売を開始する。

従来の自動車保険では、「地震・噴火・津波」による被害は同時に多数発生し、極めて巨額の規模になることから、補償の対象外になっていた。しかし、東京海上日動では東日本大震災の経験を踏まえ、今後の地震などで自動車保険の契約者が被災した際、生活に欠かせない移動手段を確保することを目的とした特約を新たに開発したもの。

新特約は「地震・噴火・津波危険 車両全損時一時金特約」と名付け、契約した自動車が地震などで全損した場合に限定して、契約の自動車の価格にかかわらず一律50万円を支払うという。ただし、車両保険の保険金額が50万円を下回る車両の場合には、その金額を支払うとしている。

特約保険料は、地域・契約条件にかかわらず一律5000円。ただし、車両保険の保険金額が50万円未満の場合は、特約保険料もそれに応じて減額となる。

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 大阪府警の白バイ、2025年度も「隼オイル」継続採用…過酷な環境でも安定した性能
  2. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  3. 「これかっこよすぎる!」「かなり価格を抑えてる」日本発売のプジョー新型『3008』がSNSで話題
  4. 【トヨタ クラウンエステート 新型試乗】走りそのものに違いを見出すのは難しいが…中村孝仁
  5. スバル唯一の海外工場、米SIAが生産600万台達成…今秋生産終了の『レガシィ』ラインオフ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る