米国のハイブリッド車関連特許、トヨタがランキングトップ

自動車 ビジネス 企業動向
トヨタ・プリウス(北米仕様)
トヨタ・プリウス(北米仕様) 全 3 枚 拡大写真

パテント・リザルトは6日、米国でのハイブリット車関連技術の特許について参入企業の競争力に関する調査結果を公表。それによると、トップ3はトヨタ自動車、フォードモーター、PAICEの順となった。

1位のトヨタにおいて注目度の高い特許では、電動モーターから出力するトルクの変化量を考慮し電動モーターや発電機を適正に駆動する「動力出力装置およびその制御方法」に関する技術などが挙げられた。

2位はフォードで、動力としてエンジンと電動モーターを滑らかに切り替える「ハイブリット制御システム」などの特許を持つ。3位のPAICEは、トヨタに対して特許侵害訴訟を起こした「ハイブリット電気車両」などが注目度の高い技術として挙げられた。

4位のホンダは「電力制御ユニット」に関する技術などに強い。5位がアメリカ合衆国エネルギー省で「補助動力装置」などの技術を持つ。

このほか、日本企業では、アイシン精機、デンソー、日産自動車、日立製作所、三菱自動車工業、ヤマハ発動機などが上位にランクインした。

同ランキングは、1980年から2011年4月末までに米国特許庁で公開されたハイブリット車関連特許を対象に、個別特許の注目度を得点化する同社の「パテントスコア」による評価を実施し、特許の質と量から総合的に見た「特許総合力ランキング」として集計した。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  2. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  3. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  4. カワサキ『Ninja ZX-25RR』を日本初導入、価格は105万2700円 スタンダード版「25R」は廃止
  5. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る