【グッドウッド11】800psの怪物 セリカ、ヒルクライム制す

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
800psのセリカがグッドウッドを駆け抜けた
800psのセリカがグッドウッドを駆け抜けた 全 4 枚 拡大写真

7月1〜3日、英国で「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」が開催された。恒例のヒルクライムにおいて、最速タイムを叩き出したのは、最大出力800psの6代目トヨタ『セリカ』(1993〜1999年)だった。

同フェスティバルは1993年、マーチ卿がイングランドのウエストサセックス州グッドウッドで始めたイベント。世界中から新旧のレーシングカーが集結して賑わいを見せる。

フェスティバルの恒例行事が、ヒルクライム。F1やWRCマシンなどが同一コースを走行するとあって、毎年人気を集めている。

このヒルクライムに、トヨタセリカが出走。ただのセリカではなく、名機と称される「3S-GTE」型2.0リットル直列4気筒ガソリンターボを、最大出力800psまでチューニングしたモンスターだ。このエンジンは、『カローラWRC』から移植されたユニットをベースに、スーパーチャージャーで過給したものである。

各部の軽量化により、車両重量は1050kgを実現。そして、元英国のラリーチャンピオン、ジョニー・ミルナー氏が操るセリカは、グッドウッドの全長約2.6kmのヒルクライムコースを、48秒07のタイムで駆け上がった。このタイムはF1マシンを凌ぎ、2011年の参加車両約200台中、最速だったということだ。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. セリカに次ぐ「リフトバック」採用のカローラは、50年経ってもスタイリッシュ【懐かしのカーカタログ】
  2. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  3. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  4. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  5. シートに座ると自動で送風開始、取り付け簡単「クールカーシート」2モデルが発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る