GMは5日、中国における2011年上半期(1〜6月)新車販売の結果を公表した。総販売台数は上半期としては過去最高の127万3502台。前年同期比5.3%増を達成した。
6月単月の新車販売は、前年同月比9.9%増の17万6489台。こちらも6月の販売記録を塗り替えた。
GMの中国合弁(乗用車)には、上海GMとSAIC-GM(上海通用五菱汽車)の2社がある。6月実績は、上海GMが今年2度目の10万台超えとなる10万1524台。一方、SAIC-GMは前年同月比11.2%減の8万8027台にとどまった。
上半期では、上海GMが前年同期比25%増の60万0002台。SAIC-GMは、5.4%減の64万1324台だ。
上海GMでは、シボレーブランドが前年同月比34%増の5万1312台をセールス。小型セダンの『クルーズ』やコンパクトカーの『セイル』、『アベオ』を中心に人気を集めた。シボレーは上半期、前年同期比14.5%増の29万7841台を販売する。
ビュイックブランドは、前年同月比48.4%増の5万4140台。ロワミディアムセダンの『エクセル』が2万2888台と牽引役を果たす。上半期では、ビュイックは前年同期比28.2%増の32万4919台を売り上げた。
キャデラックブランドは、前年同月比50.2%増の2722台を販売。『SRX』が月販新記録の1876台を登録した。上半期で見ても、キャデラックは88.3%増の1万4078台と、大躍進を遂げている