スズキ、浜松市の工場用地を取得…国内拠点を再配置

自動車 ビジネス 企業動向
スズキは、浜松市北区都田町の工場用地を取得
スズキは、浜松市北区都田町の工場用地を取得 全 1 枚 拡大写真

浜松市は11日、同市が整備した大規模工場用地(静岡県浜松市北区都田町)について、スズキから約27ヘクタール(分譲予定価格:75億8000万円)の一括分譲申込みがあったと発表した。

今回、スズキは、北ブロック9.1ヘクタール、南ブロック17.7ヘクタール、の2ブロックを取得、それぞれ、都田技術センター(建築面積:1万4820平方m)として2016年8月に、都田工場地(建築面積:5万9380平方m)が2017年5月に稼働予定としている。

都田技術センターでは、二輪車、環境車、モーター、燃料電池等の開発を、都田工場では、二輪車エンジン部品の製造・組立、次世代環境車等の組立を行う予定。

同市によると、今回のスズキによる土地取得は、東日本大震災を受け、東海地震への備えとともに、国内拠点の再配置の一環として、堅固な地盤の三方原台地に位置する都田地区工場用地を選定したものであると説明。

「近年、輸送用機器メーカーの海外シフトにより地域産業の空洞化が懸念されているなかで、地域の雇用や経済活動にも大きな影響力を持つ同社の開発拠点が都田地区に立地いただけることは大変喜ばしいこと」とコメントとしている。

《》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ベントレー史上最大のデザイン革命」初のコンセプトEVは、全長5m超えの3名乗りクーペ
  2. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  3. まさに水上のスポーツカー!ブラバスの「電動ジェットボード」登場、世界77台限定で340万円
  4. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
  5. レクサス『LBX MORIZO RR』、イエロー映える限定車「Original Edition」価格は730万円
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る