宅配便が3年ぶりに増加…ネット通販で需要拡大

自動車 ビジネス 国内マーケット
京都嵐山付近を走るクロネコヤマト(三菱ミニキャブMiEV)
京都嵐山付近を走るクロネコヤマト(三菱ミニキャブMiEV) 全 1 枚 拡大写真

国土交通省は12日、2010年度の宅配便取扱実績をまとめた。それによると、昨年度の取扱個数は前年度比2.6%増の32億1983万個となり、3年ぶりに増加した。

インターネットなどを利用した通信販売向けの商品開発による需要拡大や各社の営業努力による新規需要開拓などが要因。

取扱個数首位はヤマト運輸の宅急便で、前年度比7.0%増の13億4877万個。2位の佐川急便「飛脚宅配便」は同6.1%増の11億9404個で、この上位2便で全取扱個数の8割を占めた。

郵便事業会社によるゆうパックは、昨年7月のペリカン便との統合で同31.4%増の3億4682万個と増加したが、統合時の遅配で顧客離れが進み、ゆうパックとペリカン便合計の個数では、2009年度の4億5622万個から2010年度には3億9372万個へと14%減少している。

一方、2010年度のメール便取扱冊数は同2.1%増の52億4264万冊となり、増加傾向が続いている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  3. ホンダ『スーパーEV』世界初公開へ、小型EVで「運転の楽しさ」提案
  4. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
  5. 「欧州のカローラになりそう」ルノーの最新ハイブリッドコンパクトに日本のファンも熱視線!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る