インド・バジャージ、ルノー日産との超低価格車開発計画から離脱か

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ゴーン社長は2008年5月の決算会見上でバジャージ社による超低価格車の開発を発表
ゴーン社長は2008年5月の決算会見上でバジャージ社による超低価格車の開発を発表 全 2 枚 拡大写真

インドの第2位の二輪メーカーであり、三輪車も手がけるバジャージオート。同社が、ルノー日産との間で共同開発を進めていた超低価格車計画からの離脱を表明した。

これは14日、『ザ・ウォール・ストリート・ジャーナル』の電子版が伝えたもの。同メディアの取材に応じたバジャージオートのラジブ・バジャブ常務は、ルノー日産との超低価格車の共同開発計画から離脱する意向を示した上で、「採算が合わないため」と、その理由を語ったという。

バジャージオートとルノー日産は2008年5月、コードネーム「ULC」と呼ばれる超低価格車を共同開発すると発表。ベース価格2500ドル(約20万円)の超低価格車を、年間40万台生産するとしていた。

その代わり、バジャージオートは2012年1月に開催されるデリーモーターショーに、独自開発した同社初の四輪商用車を出品する計画だ。

《森脇稔》

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