日本損害保険協会は東日本大震災関連で支払った地震保険金の総額が20日時点で1兆0807億円になったと発表した。
支払件数は62万1613件。前回、実績を公表した14日時点と比べると支払額は0.9%、支払件数は1.3%増えたことになる。地区別の支払額では宮城県が5142億円(支払件数23万1699件)と最も多く、全体の47.6%を占めている。
次いで福島県の1397億円(同6万7487件)、茨城県の1372億円(同9万0723件)と続く。20日時点での地震保険に関する調査依頼や契約内容などの問い合わせ受付件数は74万5117件。このうち実際に保険金を支払ったり、調査しても支払に至らなかったケースや問い合わせが解決したものなど合わせた調査完了件数は71万0522件となり、95.4%が対応を終えたことになる。