日本電産の第1四半期決算…自動車減産を産業用モータがカバー

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日本電産が発表した2011年4〜6月期(第1四半期)の連結決算は、営業利益が前年同期比29.1%減の192億2200万円と減益となった。

売上高は同6.1%増の1790億7300万円と増収だった。東日本大震災によるサプライチェーン寸断で自動車メーカーが減産した影響を産業用モータがカバーした。製品別では精密小型モータと電子・光学部品は減収となったものの、一般モータが大幅増収となった。機械装置製品も好調だった。

収益では、精密小型モータ、一般モータの収益率は改善したものの、為替差損などの影響で税引前四半期純利益は同16.7%減の175億7100万円だった。当期利益は同11.4%減の122億1000万円だった。

通期連結業績見通しは上方修正した。売上高が前回予想よりも400億円増の7600億円、営業利益が50億円増の900億円、税引前純利益が25億円増の835億円、最終利益が25億円増の550億円となる見通し。

《レスポンス編集部》

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