伊藤忠、ブラジル北部でバイオエタノールの生産を開始

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伊藤忠、ブラジル北部でバイオエタノール生産開始
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伊藤忠商事は、バンジ・リミテッドとのブラジル北部トカンチンス州にある合弁会社で、バイオエタノール生産を開始致したと発表した。

伊藤忠は、完全子会社であるJBバイオエナジーを通じて事業の20%の株式を保有している。残りの株式はバンジが保有する。

合弁会社は2009年1月からプラント建設を進め、2010年7月にプラントが完成、試運転の後、2011年5月からプラント容量に近い規模で操業している。現在、合弁会社のサトウキビ処理能力は、年間250万tだが、今後の拡張を通じて、年間440万tまで処理能力を引き上げる計画だ。

サトウキビの収穫量の多いブラジルは、全世界の生産量の約3割を担う世界有数のバイオエタノール生産国。サトウキビ由来のバイオエタノールは、原料由来のエタノールよりも温室効果ガスの削減に寄与する。

伊藤忠は事業を通じて、食料問題や環境に配慮しながら地球温暖化対策の一つとしてバイオエタノールを安定供給していく方針。

《レスポンス編集部》

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