スズキが25日発表した2011年上半期(1〜6月)の四輪車生産・国内販売・輸出実績によると、世界生産は前年同期比5.0%減の136万0345台と前年割れとなった。
国内生産は同28.1%減の39万8186台となった。東日本大震災による部品不足の影響で大幅マイナスとなった。
海外生産は同9.7%増の96万2159台と過去最高で、国内生産と明暗が分かれた。
国内販売は同22.2%減の26万5536台となり、2年ぶりにマイナスとなった。登録車は『ソリオ』の投入効果で3年ぶりにプラスとなったものの、軽自動車が震災の影響による減産で落ち込んだ。
輸出は同23.1%減の10万9672台と低迷した。西アジアを除く全地域で前年を下回った。